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セヴァン・スズキさんのスピーチを聞いたことありましたか?

1992年6月。ブラジル・リオ・デ・ジャネイロで開かれた「環境と開発に関する国連会議( 環境サミット)」。
この国際会議で当時12歳の少女が感動的なスピーチを行っていたことを知っていますか?
少女の名前はセヴァン・スズキ。

彼女は友人3人とお小遣いを貯めて渡航費を捻出し、会議に参加するため
カナダからはるばるやってきたそうです。
そして、なみいる国家元首、国の代表たちを前に堂々のスピーチ。

いろいろと解説するよりも実際の映像をご覧下さい。



スピーチにはテロップが付いていますが、少々内容を略している部分もあるので、
全文を英文と日本語を併記する形で自分なりに翻訳しました。
興味のある方は一番下のリンクをクリックして下さい。

こちらはもう少し最近の彼女。(約2年前)
その後、環境に関する勉強を続け、現在は環境保全活動を行っているそうです。



セヴァン・スズキのスピーチの日本語・英語併記はこちら

# by mado-jp | 2010-06-15 18:18 | 自然環境  

「ガーベイジ・パッチ」をご存知ですか?

「ガーベッジ・パッチ」という言葉をご存知ですか?

北太平洋のど真ん中にゴミが流れ着き、海面を覆いつくしている場所があり、
それを「The great Pacific Garbage Patch」と呼ぶそうです。
ゴミの出どころは日本とアメリカの西海岸が主なところで、全体量はなんと約700万トン!!!
その中でも多いのがペットボトルのフタなんだそうです。
プランクトンの6倍の量のゴミが漂う、日本の面積の4倍の海域で、プラスチックを食べて
死んでゆく渡り鳥や魚が後を絶たないそうです。
そのことを研究しているチャールズ・モアさんのビデオを見たのですが、ゴアさんの
不都合な真実と同じぐらい衝撃的でした。



他にも以下の映像も参考になります。




しかもごみの量は、5年間に2倍の比率でごみの量は増えているらしい!!
直ぐに対策を取ろうにも既にゴミの量が増えすぎて、一国の予算ではどうにもならないばかりか、
取り除こうとすると他の生物も一緒にすくい上げてしまうので、手が出せない状態のようです。
魚類や鳥類は、プランクトンを摂取できず、ゴミを食べ、ゴミは食物連鎖を経て、私たちの体内に
まで到達してしまいます。ペットボトルなどのプラスチックは海を漂う家庭で様々な汚れを吸着して
いるので、非常に危険な状態との事。
私たちのゴミは私たちだけではなく未来の子孫の体内にまで到達するのです。

この、自然界で分解できない物質を自然界に捨て続けるというライフスタイルそのものを
直ぐに改める必要があります。

ほんの少し前までは、豆腐屋さんに容器を持っていって豆腐を買いました。
水は公園の水道から飲み、お茶は水筒で持参していました。

しかし、今更そういったライフスタイルに100%戻ることは不可能だと思います。
なるべく努力しつつ、捨てなければならないものは少々値段が高くなっても、全て生分解可能なもの
とするしか方法はないと思います。

土に帰るものなら量を気をつければ自然界で処理してくれますから。

地球上の他の生き物は全てその掟を守っています。人間だけが地球のルールを無視した
生活をしています。

建築の材料もペットボトルのふたと同じです。便利で安価であるというだけで、どんどん自然界に
分解できないゴミを後々押し付けることになるような新建材を使い続けてよいのでしょうか?

# by mado-jp | 2010-06-07 17:14 | 自然環境  

何枚かの写真



これまでの作品から何枚か選んでみました。
いろいろな方向性のデザインがあるものだと思いました。

# by mado-jp | 2010-05-26 21:30 | 建築